かね正アグリシステム

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イメージ写真 野菜の国内生産量・輸入量の推移

現在、日本国内の農業は岐路に立たされています。

近年、日本人の食文化は多様化し、一方で農業をとりまく環境も大きく変化してきました。食料の国内自給率が40%を切る現状の中、中国など新興国の経済発展に伴う穀物需要の拡大、異常気象によるオーストラリアなどの干ばつ問題、アメリカのバイオエタノール増産による転作などの影響により、とうもろこし・大豆・小麦などの価格の高騰を引きおこし、需給の問題が加速度的に進行しています。国内では過疎化・農業の後継者不足・農産物の輸入自由化など様々な深刻な問題が発生してきました。

野菜の国内生産量の推移をみても、昭和57年の国内野菜生産量のピーク時が1,699万トンに対し、平成17年は1,248万トンと減少の一途です。一方、輸入量は同じ昭和57年で66万トン、平成17年では336万トンと約5倍の急激な増加率です。(農林水産省資料より)

私たち「かね正アグリシステム」は、この現状に危機感を覚え、農業振興に立ち上がりました。私たちは、この丹後の地を足がかりに新しい農業経営の創造を目指し、生産から流通・販売と一貫したシステムを構築し、農業の効率化と収益性の向上を目指します。同時に経営者の発掘と育成を行い、充実した農業の環境作りに地域と一体となって取り組みます。

その上で、安全・安心で新鮮な農産物の安定供給と農産物の ”美味しさ”を追求し、消費者のニーズに応えられる農業地域の確立を目指していきます。

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