かね正アグリシステム

野菜の保存方法

野菜も正しく保存しよう

「野菜は収穫後も生きています」保存中に野菜は呼吸など生きようとする活動を行っています。そのまま放っておくと品質がどんどん低下してしまいます。
野菜を長くおいしく保存するには、この活動をおさる事で栄養成分がエネルギーとして使われないような工夫が必要です。各野菜の特徴を知って、おいしくお野菜をいただく工夫をしましょう。
一般に、野菜は育った状態での保存が望ましいといわれています。

  • 土の中で育つ野菜

    根菜や芋などの土の中で育つ野菜は、泥が付いたままの方が長持ちします。

  • 立って生えている野菜

    葉物や白菜などの立って生えている野菜は、横にすると起きようとしてエネルギーを使い、栄養も失われます。生えている状態に近づけて、立てて保存してあげましょう。

  • 葉が付いた野菜

    大根や蕪などの葉の付いた野菜は、葉が養分を吸収してしまうので、葉を切り落として保存します。

野菜の保存方法

種類 保存方法
アスパラガス 鮮度が落ちやすいので早めに食べます。ポリ袋等に入れて冷蔵庫の野菜室か冷蔵室で、立てて保存します。
えだまめ 鮮度が落ちやすいので、すぐにゆで、1〜2日で食べます。当日に食べない時は、枝からはずしポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存し、翌日には食べるようにします。
オクラ ネットのままでは乾燥するので、必ずポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。5℃以下だと、低温障害を起こします。また、ぬらすと黒くなってしまいます。
かいわれ大根 根を付けたまま、購入した容器に蓋をするかポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存し、スポンジが乾いたら水をやります。
かぶ 葉を付けておくと、水分を葉に取られるので、葉を切り落とします。ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存して、3〜4日で食べるようにします。
かぼちゃ 丸のままなら新聞紙に包んで冷暗所で1ヶ月は保存可能です。カットしたら種とわたを取り除いてラップし、冷蔵庫の野菜室で保存します。4〜5日で食べるようにします。
キャベツ 外側の葉からはがして使うと日持ちします。保存はポリ袋に入れるかラップして、冷蔵庫の野菜室で保存します。芯の切り口が茶色くなったら、そこから傷みだすので切り捨てます。
きゅうり 水分は禁物です。ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
ごぼう 泥付きの方が日持ちします。泥付きは購入したポリ袋のまま冷暗所で保存します。洗ったごぼうはポリ袋に入れるかラップして、冷蔵庫の野菜室で保存します。
ひこうき豆 ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
ししとうがらし ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
だいこん 葉は根の水分を吸い上げてしまうので、切り落とします。ラップして、冷蔵庫の野菜室で保存します。
たまねぎ 低温で保存します。蒸れると腐るので、常温でポリ袋に密封は厳禁です。常温でポリ袋で保存する場合は口をあけておきます。夏場は冷蔵庫の野菜室で保存。新玉葱、紫玉葱は腐りやすいので、ポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。
とうもろこし 甘みも落ちるので、基本的にはすぐ食べるようにします。保存が必要なら、ラップして冷蔵庫に立てて保存します。
トマト ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存します。緑色のトマトは、常温で置いておくと熟して赤くなります。
ながねぎ 保存しやすい長さに切って、ラップして冷蔵庫の野菜室で保存します。冬場の泥付きのねぎは、泥を付けたまま葉を少し出して新聞紙で包み、立てて保存します。
なす 低温に弱い(冷蔵すると固くなったりしなびる)ので、冷暗所で常温保存して2〜3日で使いきるようにします。2〜3日以上の保存は、冷蔵庫の野菜室で保存します。
にら ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。2日位なら保存可能です。
にんじん 夏はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。冬はポリ袋で常温保存します。
にんにく ネットに入れ、風通しのいい日陰におくか、つるして保存します。暗い所に置くと芽が出やすいので冷蔵庫は避けます。
はくさい 冬で丸ごとのはくさいは、新聞紙に包んで、冷暗所で立てて保存します。切り口から傷むので1枚づつはがして使います。切ったものはラップして冷蔵庫の野菜室で保存します。
パセリ 水を入れたコップに差して、冷蔵庫で保存。
万能ねぎ ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
ピーマン 水気は厳禁です。水気をよく拭いて、ポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。
ブロッコリー ポリ袋に入れて、チルド室で保存します。(ブロッコリーは魚と同じ位の低温が適温です。)
ほうれん草 密閉すると傷みやすいので、ポリ袋に入れポリ袋の口を折り、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
もやし 製造日から2日で使いきるようにします。ゆでてから冷蔵保存すると、2〜3日持ちます。水につけて保存すると良いと言われていますが、この方法は水溶性ビタミンが流出します。
レタス 外側の葉でくるみ、ラップをして冷蔵庫の野菜室で保存します。芯の切り口が変色したら、そこから傷むので切り取ります。折れたり破れた葉は、そこから傷むので取るようにします。
れんこん ラップか湿らせた新聞紙にくるんで、冷蔵庫の野菜室で保存します。
じゃがいも 日に当たると発芽しやすくなるので、暗い場所で保存します。4℃以下で味が落ちるので、冷蔵庫は避け、常温保存します。
さつま芋 低温には弱い(5℃以下で低温障害)ので、冷蔵庫は禁物です。新聞紙にくるみ、冷暗所に保存します。ポリ袋で密閉するとむれて傷みます。
さといも 泥付きをポリ袋に密閉しておくと腐りやすいです。乾燥させないように、泥つきのまま新聞で包むかポリ袋の口を開けて冷暗所で保存します。長期の保存は泥を洗って乾かしてから保存します。
やまいも 新聞紙に包んで冷暗所で保存します。切ったものはラップして冷蔵庫で保存します。
きのこ しいたけ、しめじ、舞茸、エリンギは、パックのままか、ポリ袋に入れ冷蔵保存します。

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